バンコクから行ける!三大水上マーケットへの行き方ご紹介

タイに行きたい人
バンコクから行ける三大水上マーケットってどこ?何が違うの?
それぞれの水上マーケットへの行き方も知りたい!

 

こういった疑問にお答えします。

 

本記事の内容

  • バンコクから行ける三大水上マーケットをご紹介
  • それぞれのおすすめの行き方をご紹介

 

舟の上でフルーツや土産品、雑貨など様々な商品を売り買いする水上マーケット。そんな水上マーケットを「タイに行ったら絶対に見たい!」という方も多いのではないでしょうか。

 

僕自身も、年に数回、友人をタイのバンコクへ連れて行くのですが、必ず連れて行く観光スポットの1つです。

 

今回はバンコクから行くことができるいくつかの水上マーケットのうち、特に人気の三大水上マーケットを紹介します。それぞれの水上マーケットへの行き方もばっちり網羅していますので、訪れる際は参考にしてみてくださいね。

 

王道中の王道!『ダムヌンサドゥアック水上マーケット』

ダムヌンサドゥアック水上マーケット

タイで一番定番の水上マーケットと言えばここ、観光客がダントツに多い「ダムヌンサドゥアック水上マーケット」。

 

マーケットが盛り上がる朝の7~11時の間は、鮮やかなフルーツやタイの土産物、雑貨などを乗せた船が水上にひしめきます。

 

ガイドブックで見たことがあるような、タイらしい光景を見ることができます。タイに来たら必ず訪れておきたい観光スポットです。

 

✔️こんな方におすすめ

  • 水上マーケットに初めて行く方
  • 定番の観光地をおさえておきたい方

 

バンコクからダムヌンサドゥアック水上マーケットへの行き方

バンコク市内からダムヌンサドゥアック水上マーケットへ行く方法は以下の2つです。

  1. ロットゥー(ミニバス)を使っていく:120〜240バーツ(約420〜840円)
  2. ツアーに参加する:800バーツ〜(約2800円〜)

 

旅慣れしている人、節約したい人→ロットゥー

タイに慣れていない人、安心・安全に観光したい人→ツアー

 

上記を参考にし、ロットゥーを使っての行き方とツアーについて詳しく解説していきます。

個人で行く場合は『ロットゥ』を利用するのがおすすめ

ロットゥー

個人でダムヌンサドゥアック水上マーケットへ行く場合、上写真のような「ロットゥ」というミニバス(乗り合いバス)を利用するのがおすすめです。

 

ダムヌンサドゥアック水上マーケットへ向かうロットゥの乗り場は以下の2箇所があります。

  1. 旧南バスターミナル
  2. ミニバスステーション チャットチャック

 

それぞれの乗り場への行き方やダムヌンサドゥアック水上マーケットまでの所要時間・運賃は以下でまとめています。

旧南バスターミナル
バンコクには南バスターミナルが2つあります。
サーイタイマイと呼ばれる南バスターミナルが新しくできた方で、サーイタイガオと呼ばれる南バスターミナルが古い南バスターミナルです。

ダムヌンサドゥアック水上マーケットへ行けるのは旧南バスターミナルになりますので間違えないようにしましょう。

旧南バスターミナルへは路線バスを利用して行くことができます。
しかし、路線バスを使いこなすのは初心者にはやや難しいので素直にタクシーを利用して向かうのが無難です。

なお、乗り合いバスなので、乗客が揃ってからの出発になります。
そのため正確な出発時刻はありません。
乗客が集まるまで20~30分程度待つこともあるので、時間に余裕を持って行くようにしてくださいね。

■片道の所要時間:約1時間半
■片道の運賃:240バーツ (約840円)
ミニバスステーション チャットチャック
こちらはBTSモーチット駅より約2kmの場所にあるミニバス乗り場です。
モーチット駅からこの乗り場まで歩いて向かおうとすると30分程度かかってしまい大変なので、タクシーを利用して向かうのがおすすめです。

■片道の所要時間:約1時間半
■片道の運賃:120バーツ(約420円)

※タップすると開きます。

メークロン市場などの観光地を回れるツアーも豊富

自分でロットゥに乗ってダムヌンサドゥアック水上マーケットに行くのも良いですが、往復の移動時間だけでも4時間近くかかってしまいます。

 

滞在日数が少ない場合、ダムヌンサドゥアック水上マーケットに行くだけで長時間を費やしてしまうのは少しもったいないです。そのため、他の観光地も一緒に回れるオプショナルツアーに参加するのも一つの選択肢です。

 

なお、ダムヌンサドゥアック水上マーケットと他の観光地をめぐるオプショナルツアーは多数あり、例えば、市場の中を鉄道が通ることで有名な『メークロン市場』に行くものや、象との水浴びが楽しめる『エレファントキャンプ』を訪れるものなど様々。

 

オプショナルツアーを上手に活用すれば、充実したタイ旅行にすることができるので、下記の3つをチェックしてみてください。

 

アクセスしやすさが自慢!『タリンチャン水上マーケット』

タリンチャン水上マーケット

タリンチャン水上マーケットは、先ほど紹介したダムヌンサドゥアック水上マーケットと、この後に紹介するアンパワー水上マーケットよりも小さな規模の水上マーケットです。

 

そのため、あまり観光地化されておらず、ローカルな雰囲気を味わうことができる穴場の水上マーケットとなっています。

 

ダムヌンサドゥアック水上マーケットなどは片道で1時間半かかってしまうところ、タリンチャン水上マーケットはバンコクから片道30~40分前後で行くことができ、この近さはかなり魅力的。

 

✔️こんな方におすすめ

  • 穴場感やローカル感を味わいたい人
  • 滞在時間が少ない中、サクッと水上マーケットを見たい人

 

タリンチャン水上マーケットは土日のみの営業です。平日に行くことがないように気をつけましょう。

 

バンコクからタリンチャン水上マーケットへの行き方

バンコク市内からタリンチャン水上マーケットへ行く方法は以下の2つです。

  1. 路線バスで行く:70バーツ(約250円)
  2. タクシーで行く:200バーツ(約750円)

 

個人的な意見としては、路線バスは、料金は安いものの乗りこなすのがかなり難しいので、タクシーがおすすめです。

 

ローカル感満載の路線バスでGo!

タイ バス

タリンチャン水上マーケットへは路線バスを利用していくことができます。乗るべきバスは79番ルート。

 

79番ルートは超大型ショッピングモールのセントラルワールドや、数々のショップが集まるプラトゥーナムエリアを通るルートです。

 

降りるバス停は『タリンチャン区役所』、片道の運賃は70バーツ(約240円)となっています。

 

路線バスを使うとバンコクの人々のローカルな空気を直に感じることができます。移動も楽しみながら行ってみましょう!

 

路線バスが心配な方はタクシー利用もあり

「路線バスを上手く乗りこなせるか心配…」そんな方はタクシーを利用すれば安心です。

 

ただ、タクシーの運賃は片道200バーツ(約750円)と、路線バスよりも料金が高い点がネックではあります。

 

しかし、複数人でタクシーに乗れば一人あたりの運賃を安くすることもできるので、臨機応変に使い分けていきたいところです。

 

ロマンチックな夜景が人気!『アンパワー水上マーケット』

アンパワー水上マーケット

アンパワー水上マーケットは、バンコクから車で1時間半くらいの、バンコクから少し離れた場所にあります。

 

✔️こんな方におすすめ

  • 夜の水上マーケットを見てみたい方
  • 夜景やホタルが見たい方(ホタルが見れる時期:5月~10月)

 

時期は5月〜10月頃になりますが、ライトアップされた水上マーケットの中をホタルの飛び交う光景は、ロマンチックで抜群に雰囲気が良いです。そのため、タイ人のカップルに人気のデートスポットでもあります。

 

そんな雰囲気を堪能するために、アンパワー水上マーケットを訪れた際はぜひボートクルーズに乗ってみてくださいね。

 

アンパワー水上マーケットの営業日、営業時間は金土日の15:00~21:00のみとなっています。平日は水上マーケットが開催されていないので要注意。

 

バンコクからアンパワー水上マーケットへの行き方

バンコク市内からアンパワー水上マーケットへ行く方法は以下の2つです。

  1. ロットゥー(ミニバス)を使っていく:90バーツ(約320円)
  2. ツアーに参加する:1550バーツ〜(約5400円〜)

 

ロットゥ(乗り合いバス)で行く

個人でアンパワー水上マーケットへ行く場合、先ほど紹介しましたダムヌンサドゥアック水上マーケットへのアクセスと同様に、ロットゥ(乗り合いバス)を利用して行くことになります。

 

アンパワー水上マーケットへ向かうロットゥの乗り場も、先ほどのダムヌンサドゥアック水上マーケット行きのロットゥと同じ、以下の2箇所の乗り場になります。

 

それぞれの乗り場への行き方はダムヌンサドゥアック水上マーケットへの行き方の項目でお伝えしていますので、そちらを読んでみてくださいね。

 

旧南バスターミナル→アンパワー水上マーケット

■片道の所要時間:約1時間半~2時間
■片道の運賃:70バーツ(約240円)

ミニバスステーション チャットチャック→アンパワー水上マーケット

■片道の所要時間:約1時間半~2時間
■片道の運賃:90バーツ(約310円)

 

オプショナルツアーを利用するのもおすすめ

個人で行こうとすると、タクシーやロットゥを乗り換えるために手間がかかります。さらに、ロットゥのチケットの手配を自分でしなければならないので、難しく感じる方もいるかと思います。

 

アンパワー水上マーケットの売りであるナイトクルーズを楽しむと、クルーズが終わることには夜遅くになっています。すると帰りのロットゥに乗りそこねる恐れがあります。

 

そのため、自力で行くことが難しい・心配という方は、バンコクとアンパワー水上マーケット間の送迎をしてもらえるオプショナルツアーを利用するのも一つの手です。

 

 

まとめ

今回紹介した水上マーケットがそれぞれどんな方におすすめなのかまとめました。

 

・ダムヌンサドゥアック水上マーケット
水上マーケットに初めて行く方、定番の観光地をおさえておきたい方

 

・タリンチャン水上マーケット
ダムヌンサドゥアック水上マーケットやアンパワー水上マーケットにすでに行ったことがある方、サクッと水上マーケットを見たい方

 

・アンパワー水上マーケット
夜の水上マーケットを見てみたい方、夜景やホタルが見たい方

 

このように、水上マーケットごとに特色や雰囲気が異なります。どこの水上マーケットもそれぞれに違ったおもしろさがありますので、三大水上マーケットを制覇して、違いを確認するのも楽しいですよ。

 

ぜひあなたのお気に入りの水上マーケットを見つけてみてくださいね。