タイ旅行で使える言葉は?これでバッチリ役立つ10のフレーズ

タイに行きたい人

タイ旅行に行くことになったけど、言葉が心配。どんな言葉なら通じるのかな?
なるべくスムーズにタイを旅行したいから、役立つフレーズを知りたいな!

こういった疑問にお答えします。

本記事の内容

  • タイで話されている言葉について
  • タイ旅行で役立つフレーズ
  • 日本語しか話せない場合の解決策

 

本記事を書いている僕は、タイに4年ほど住んだ経験があり、タイ語は日常会話レベル。最近知人がタイに行く機会が多いので、おすすめの場所や、使えるタイ語なども教えています。

まず、簡単な言葉であれば現地の言葉を使うことをおすすめします。

なぜなら、ぎこちなくても現地の言葉で話すと、タイの人々は笑顔で対応してくれることが多いからです。これは、どこの国でも共通でしょう。

 

では、タイではどんな言葉が話されているのか、役立つ10のフレーズとともに解説していきます。

タイで話されているのはどんな言葉?

タイの公用語は、タイ語。

英語教育も盛んなのでバンコクを始めとする主要な観光地ではタイ人特有の訛りはあるものの、英語も通じることが多いです。そのため、簡単な英語を話すことができれば困ることは少ないです。

 

しかし、観光地を離れてしまうと途端に英語が通じなくなります。もしそのような場所を訪れる予定がある場合には、日本語ガイド付きツアーの利用を検討する方が安心できるでしょう。

一方で、バックパッカーの聖地であるカオサンロードなどの日本人観光客が多い場所では日本語が通じることがあります。

とはいえ、外国で他人に頼りすぎるのもおかしな話なので、タイ語付きガイドブックや、指差しタイ語帳を持参するのが、無難なところです。

 

タイ旅行で覚えておきたいフレーズ

タイ語 フレーズ

英語しか話せなかったとしてもあいさつやお礼、簡単な会話だけでもタイ語で話せると現地の人は喜んでくれます。

たとえその発音がおかしかったりカタコトだったりしても、タイは微笑みの国と呼ばれるだけあって、優しく接してくれることが多いです。

私たち日本人も、海外の方からカタコトでも日本語で話しかけてもらえるとうれしいですよね。それと同じことなのです。

ちなみに、タイ語には5つの声調があり、発音が重要になってくるため、とても難しいです。

こんにちは『サッワディー』

この挨拶は朝でも昼でも夜でも使うことができるので、誰かに挨拶したい時はどんな場面でもこの言葉だけでOKです。ああ

ありがとう『コップクン』

「ありがとう」さえ言えれば、だいたい旅は円滑に進みます。

コップクンと言う時はステキな笑顔を相手に向けてくださいね!

ごめんなさい『コートー』

謝る時だけでなく、「すみません」と誰かに呼びかける時にも使える言葉です。

あいさつは基本なのでしっかり押さえておきましょう。

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タイ語 すみません ごめんなさい

いくらですか?『ラーカー タオライ』

屋台やショッピングに行く際に使える言葉です。

タイの露店などは値札がないことも多いので、値段を聞く機会も多いです。

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タイ語 いくらですか

値引きできますか?『ロッ(ト) ダイマイ』

(ト)の発音は聞こえないくらいの発音で大丈夫です。

先ほど紹介した「いくらですか?」の後に「値引きはできますか?」とセットで使うことが多い言葉です。

からくしないで!『マイ ぺッ(ト)』

からくないタイ料理なんて・・・と思うかもしれませんが、タイ料理は想像しているより数倍からいものです。

実際に、「からくしないで」と伝えても、唐辛子を何個も入れる屋台のおばちゃんもいます。タイ人にとっては、からくないのでしょう。

からいのが苦手な方は、料理を注文する際に、「マイ ペッ(ト)」と伝えることで、からさを控えてくれます。

おいしい!『アローイ』

屋台で出されたトムヤムクンがおいしかった時、みずみずしいフレッシュジュースが喉を潤してくれた時、あらゆる「おいしい」の場面で使える言葉です。

また、「とてもおいしい!」と伝えたい場合には「とても」の意味の『マーク』という言葉をつけて『アローイ マーク』となります。

おいしいと言われて嫌な気持ちになる人はいませんので、どんどん声に出して言ってみましょう。

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タイ語 美味しい

気持ちいい!「サバーイ」

数多くのマッサージ店やエステサロンがひしめく美容大国タイ。

気持ちいいマッサージを受けることも多いので、覚えておくと使えそうです。

なお、「とても気持ちいい!」と言いたい時には、「とても」の意味を持つ『マーク』という言葉を後ろに続けた『サバーイ マーク』と伝えましょう。

○○~までお願いします『パイ ~○○ 』

タクシーに乗った時、トゥクトゥクに乗った時、どこかに行く時に使える言葉です。

予定通りの場所にちゃんと行ってもらうために、しっかり覚えておきたいですね。

どういたしまして『マイペンライ』

タイに住んでいる日本人なら必ず知っている「マイペンライ」という言葉、一度は聞いたことあるかもしれません。

この言葉は、他にも色々な場面で使われ、とても深い意味を持ちます。

  1. 問題ない
  2. OK
  3. ドンマイ
  4. 大丈夫
  5. 気にしないで
  6. どうにかなる
  7. なんとかなる

など多岐に渡って使用することができるので、タイミングをみて一度は使ってみてください。

タイ語を話す時はココに気をつけて!タイ語の注意点

タイ語には丁寧語があります。丁寧語とは日本語で言うところの「~です・~ます」にあたる言葉で、よほど親しい間柄でなければこの丁寧語で話すことがマナーとされています。

 

このようにお伝えすると難しく感じる方もいるかも知れませんが、そんなに難しいことではないので安心してください。

先ほどお伝えした「こんにちは」という言葉で考えてみましょう。丁寧語をつけた『こんにちは』は、『サッワディー クラップ/カー』となります。

『クラップorカー』が丁寧語にあたる言葉です。クラップとカーの使い分けは、自分の性別によって変化します。自分が男性ならクラップ、自分が女性ならカーとなりますので間違えないように注意しましょう。

 

どんな言葉の後ろにもこの丁寧語を付けて話せば、失礼のないタイ語を話すことができます。

タイ旅行で覚えておきたいしぐさ『ワイ』

タイ ワイ

タイは『ワイ』と呼ばれる伝統的なしぐさがあります。

胸の中心で両手を合わせてお辞儀をするというもので、日本の合掌のようなものをイメージすると分かりやすいです。合掌と違うのは、合わせた両手をぴっちりとくっつけるのではなく、やや手を膨らませて蓮の花のつぼみのような形を作ることです。

 

このしぐさは『相手を尊重する』という目上の人への敬意を表すという意味があります。

 

「ありがとう」や「さようなら」の時にワイを添えるとより丁寧に気持ちを伝えることができますので、覚えておくと良いでしょう。

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タイ マナー

日本語しか話せない時の解決策

「タイ語はもちろん英語も話せないよ!」という方もいるかと思います。僕も最初は「This」や「Thank You」くらいの初級英語で乗り切っていたので、気持ちはよく分かります。

日本語しか話せない場合は以下のような対策をとると、多少安心して旅をすることができます。

『旅の指さし会話帳』を使ってみよう!

旅の指さし会話帳とはそのままの言葉通り、会話帳に載っている言葉を指差せば相手と会話できる本です。

『空港で』『ごはん』『買い物』『マッサージ』など、シーン別に項目がまとめられているので、「こんな時はどうやって言えば良いのかな」と思った時に、すぐに確認できます。

 

タイ語は日本人には発音が難しく、なかなか伝わりにくいです。しかしこの本を使えばタイ人にもちゃんと自分が言いたいことを伝えることができます。日本語しか話せなくても、タイ人とコミュニケーションが取れる魔法のような本です。

旅行者には必需品といっても過言ではないので、ぜひ使ってみてくださいね!

ボディランゲージを活用しよう!

タイだけに限ったことではありませんが、言葉が通じない時はボディランゲージも役に立ちます。

伝えようという気持ちがあれば、それは相手にも何となく伝わりますよ。

翻訳アプリを活用しよう!

翻訳アプリの中でもおすすめなのは『Google翻訳』です。最近は翻訳の精度が向上してきていますし、事前に翻訳したい言語のファイルをダウンロードしておけばオフラインでも使用できます。

使い勝手がとても良いのでぜひ活用してみましょう!

まとめ

タイはタイ語だけでなく英語も通じます。しかし英語よりもタイ語で話すようにした方が、タイを身近に感じることができるでしょう。

たどたどしい言葉でも、一生懸命現地の言葉で話そうとするその姿勢をタイ人は応援してくれます!

失敗を恐れずどんどんタイ語で話してみることで、タイ旅行をもっと楽しいものにしてみてくださいね。