タイで頻繁に使われている「ソイ(soi)」とは?使い方を解説

「ソイ」について気になっている人

タイで、目的地に行く時に「ソイ」という単語が使われているけどどういう意味かわかりません。正しい使い方を詳しく教えて欲しい欲しいです。

こういった疑問を解決する記事になっています。

本記事の内容

  • タイで頻繁に使われる単語「ソイ」の意味と使い方
  • ソイの番号と法則/主要道路名について

本記事を書いている僕は、もともとタイに住んでいました。バンコク都心部(3つのエリア)に住んでいたので、それなりの土地勘ある方だと思います。

タイで頻繁に使われている「ソイ(soi)」とは?使い方を解説

タイ ソイ
スクンビットsoi55(トンロー通り)

タイ在住者は100%知っている単語なのですが、タイへの短期旅行者にとってピンとこないのが「ソイ」という単語。

「ソイ」は主要道路から延びる「脇道」のことで、英語で言うと「alley」です。

主要道路は「タノン」、脇道は「ソイ」で表す

タイ関係のサイトを見ると、お店の情報として「〇〇はスクンビット(通り)ソイ24にある!」とか「△△はラマ9のソイ41にある」とか「◇◇はペッブリー(通り)のソイ30にある」とか書いてあることがわかります。

特にバンコクでは、主要道路から伸びているソイにそれぞれ数字またはソイ名が割り振られ、それが住所の一部となっているため、主要道路名とソイ+数字またはソイ名で場所を表すことが圧倒的に多いのです。

覚えると便利、ソイの番号と法則について

ソイの番号と法則を覚えてしまえば、現在地がわかるようになるので道に迷うこともなくなります。

ソイの入口(パクソイ)にはソイ番号が記載されている青い看板があり、自分が今どの通りの入口にいるかが簡単にわかるようになっています。Google Mapsでもソイ番号やソイ名が表記されていることが多いので、パクソイの看板と合わせて見るととても便利です。

そしてソイ番号にはある法則があります。

  1. 大通り(タノン)の北側または東側はソイ番号が奇数
  2. 大通り(タノン)の南側または西側はソイ番号が偶数
  3. ソイ番号は西から東に向かって数字が大きくなる
  4. ソイ番号は北から南に向かって数字が大きくなる

この説明では分かりにくいと思うので以下で例を挙げています。

赤のソイは西からソイ1→ソイ3→ソイ5→ソイ7…とソイ番号が大きくなり、青色のソイは西からソイ2→ソイ4→ソイ6→ソイ8…とソイ番号が大きくなっていきます。
法則を覚えておけば「今、ソイ22の入口にいるから、東に進んだら次はソイ24かー」とか、どのへんかすぐにわかるようになります。

タクシーを利用するときにも使ってみよう

「ソイ」は、特にタクシーに乗っているときに使うことが多いです。例えば、スクンビットソイ39にある◯◯に行きたい時、”Pai Sukhumvit Soi39 ◯◯”と言います。

カタカナだと”パイ スクンビット ソイサムスィップガーオ”

”パイ”は”行く”、”サムスィップカーオ”は”39”です。

バンコクでよく使うソイの番号と道路名一覧

先ほど挙げた例のスクンビット39は道路名がありませんが、スクンビットのソイ55には「トンロー通り」という道路名がついています。

少しややこしいですが、比較的大きなソイ(脇道)には道路名がついているのです。以下に挙げているソイは、()内のような道路名がついています。

ソイ3(ナナヌア通り)
ソイ21(アソーク通り)
ソイ55(トンロー通り)
ソイ63(エカマイ通り)
ソイ71(プリディパノムヨン通り)
ソイ77(オンヌット通り)

さらに、上記の通りにはさらにソイがあります。以下参考に。

「スクンビットソイ55のソイ10にある△△」
=「トンロー ソイ10 △△」と言います。

これに慣れれば、タイで迷わずに行動できます。

まとめ

タイで最初に覚えるべき「ソイ(soi)」という単語について解説しましたがいかがでしたか?

まとめると、バンコクでは主要道路をタノンといい、その他の脇道をソイといいます。

タノン→スクンビット、ペッブリー、プララーム カーオなど
ソイ→24、39など色々ありますが、55はトンロー、63はエカマイなど比較的大きいソイには道路名がつく。

ソイの法則を覚えると、バンコクの移動も簡単になりますよ。