こういった疑問を解決する記事になっています。
本記事の内容
- 快適に過ごせるタイ旅行のベストシーズン
- タイ旅行が安い時期について
本記事を書いている僕は、元タイ在住歴4年ほどで、今でも年3回はバンコクに訪れています。最近だと、2019年12月前半に3泊4日で行きましたが、雨は一切なく旅費(ホテル+航空券)は50,000円ほどでした。
今回は、タイの3つの季節の特徴を紹介しつつ、タイ旅行のおすすめの時期や安い時期についても触れていきます。
タイ旅行にいつ行くか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
快適に過ごせるタイ旅行のベストシーズンは?
日本人からすると、タイは「一年中暑い国」というイメージがあると思います。その通りで、首都バンコクの最高気温は32~35℃、最低気温は22~27℃と日本の夏のような気候が一年中続きます。
しかし、そんなタイでも3つの季節に分かれています。
- 暑季・・・3月〜5月(もっとも暑い季節)
- 雨季・・・6月〜10月(降水量が多い季節)
- 乾季・・・11月〜2月(雨がほとんど降らない季節)
季節(気温や天候)だけで選ぶと、タイ旅行のベストシーズンは乾季(11月〜2月)ですが、総合的(気温・気候・旅費)に判断すると、暑季も雨季もおすすめです。
以下でそれぞれの季節の特徴とおすすめする理由を紹介しています。
暑季(3月・4月・5月)の特徴
もっとも気温が高くなる時期で、日中は35〜40℃までになる日もあります。日差しも強いため、寺院や遺跡巡りなどの屋外観光には不向きな時期です。夜も気温が下がらないことが多く、じめっとした暑さが特徴的。
立っているだけでも汗が流れるので、暑さ対策は万全にしていきたいところ。なるべくゆったりとした服装で、帽子や日焼け止めは必ず持って行き、現地では水分補給も忘れずにしましょう。
暑い屋外に対して、ショッピングモールやレストラン、電車内は冷房がギンギンに聞いているので、パーカーなどの上から羽織るものも必須です。
個人的には、この時期にタイ旅行に行くなら、なるべく日中の屋外観光は少なめでマッサージやショッピングに時間を割くのがおすすめです。
この時期のお祭り
雨季(6月・7月・8月・9月・10月)の特徴
もっとも降水量が多い時期です。しかし、日本とは違って雨が一日中降り続くわけではなく、激しい雨(スコール)が1時間ほど降って止むことがほとんど。
しかし、雨が止めばカラッとした天気になるので、思っているほど観光に支障は出ません。※雨をなるべく避けたいという方は11月〜5月がおすすめ。
ただし雨が降った後に道路が冠水してしまった場合は、注意が必要です。タイの道路は未だ整備されておらず凸凹している箇所もあるので、足元が見えない中の歩行には控えたほうが良いです。
また、空が暗くなって風が強まってくるのがスコールの前兆なので、その際は屋内に避難しましょう。
雨季は、暑気にくらべて暑さがきつくないので、バンコク観光なら個人的には雨季はおすすめのシーズンです。ゆったりとした服装で、暑さ対策もしつつ、雨が降ったときは室内に逃げ込みましょう。
※タイ人は折り畳み傘を持ちません。理由は、スコールに太刀打ちできないからです。
個人的には、プーケットやサムイ島などのビーチリゾートは、雨の影響で海の透明度が落ちますし、荒れて入れない可能性も出てくるのでバンコクやチェンマイ観光がおすすめです。
乾季(11月・12月・1月・2月)の特徴
雨もほとんど降らず、気温もあまり高くないのでタイでは過ごしやすい時期と言えます。タイのベストシーズンであり、プーケットやサムイ島などのビーチリゾートへ行くにもおすすめの時期です。
日中の暑さでいえば日本の夏と同じくらいなので、他の季節と同様に暑さ対策は欠かさないようにしましょう。
朝晩は比較的涼しいので屋外観光には丁度良いくらいの気温なのですが、ホテルのプールに入るにはちょっと寒いくらいです。なお、チェンマイなどの北部ではさらに冷え込みます。
最近でいうと、2019年12月にタイ・バンコクへ3泊4日の旅行に行ってきましたが、雨は一切降りませんでした。気候は安定していますが、タイではお馴染みの室内が寒すぎる問題があるので、上から羽織るものは持っていくべきです。
この時期のお祭り
タイ旅行におすすめの時期は?【安い時期と高い時期】
タイ旅行を検討されている方の中には、「タイに安く行きたい」と思われている方も少なくありません。
そもそも、旅費が高い時期に行きたいという方はいないと思いますが、日程都合により旅費が高くなってしまうこともあると思います。
タイに安く行くためには、「いつ予約するか・どこで予約するか・どのように予約するか」が重要になってきますが、長くなってしまうのでまた別の記事で解説します。
今回は、時期だけに焦点を当てて見ていきましょう。
タイ旅行の旅費が安い時期
タイ旅行の旅費が安い時期は、6月〜10月です。
前述していますが、この時期は雨季に当たり、他の時期と比べて旅行者が少なくなるため航空券やホテルの料金も下がる傾向にあります。
ホテルと航空券をセットで取ることができるエクスペディアで実際に見てみると以下の通りです。
東京からバンコクまでの航空券とリバーサイドにある5つ星ホテル合わせて41,000円ほどと破格。
雨は一日中降らないので、考え方によってはベストシーズンかもしれません。
大型連休でハイシーズンになる前の2月〜4月頭、11月〜12月頭も割と狙い目です。
どれくらいで行けるかというと、こちらも40,000円ほど。ホテルランクを落とすと2万円でのタイ旅行も実現します。
なお、大阪ーバンコク区間は5,000円ほど安くなるので、気になる方は一度調べてみてください。
※格安航空券利用時の表示価格です。
※受託手荷物を預ける場合プラス料金がかかってきます。
※旅行代理店で予約する場合は割高になります。
タイ旅行の旅費が高い時期
タイ旅行の旅費が高い時期は、大体決まっており簡単にまとめると以下の通りです。
- タイの旧正月
- ゴールデンウィーク
- お盆休み
- 年末年始
タイの旧正月は4月13日〜15日、ゴールデンウィークは5月頭のため、4月〜5月は割高になりがちです。
その他、お盆休みや年末年始も通常の2倍〜3倍の料金になるので、もしこの時期に行くなら早めに予約をしたいところ。
日曜日〜木曜日出発の便がお得になる
タイ旅行に行くなら、日曜日〜木曜日出発の便を利用すると安く行くことができます。
週末を利用してタイ旅行をする人が多いので、金曜日・土曜日に出発すると、料金が割高になるためです。そのため、会社勤めをしている人が旅行に行きにくい平日は、航空券もホテルの料金も比較的安くなります。
実際に、同じ月の3泊4日の旅費を比較すると、金曜日出発と月曜日出発では月曜日出発の方がお得に行くことができます。
会社員の方は、もし有休を取れるのであれば日曜日〜木曜日の間に出発できるプランを立てましょう。
まとめ
以上、タイ旅行のベストシーズンと、安い時期について解説しました。
時期に関係なく楽しめるタイですが、総合的(気候・気温・旅費)に判断すると、乾季(11月・12月・1月・2月)がいいのかもしれません。
この記事を参考にして頂き、それぞれにあった旅程でタイ旅行を楽しんでください。