1泊2日でタイに行ったとして、モデルコースが知りたいな!
こういった疑問にお答えします。
本記事の内容
- タイは1泊2日でも旅行できるのか
- 1泊2日のタイ旅行のモデルコース
日本からタイ旅行に出発できる空港は、
- 成田空港
- 関西空港
- 中部国際空港
- 新千歳空港
- 福岡空港
以上の5箇所があります。
しかし、週末を利用した1泊2日で満足が行くタイ旅行ができるのは、関西空港だけになります。
「え~成田から1泊2日でタイに行ってみたかったのに!」
「なんで関西空港だけなの?」
このように思われる方もいるかと思います。
そこで、まずこの記事では「なぜ関西空港だけが満足のいく1泊2日のタイ旅行ができるのか」をお伝えしますね。
後半は、「関西空港から1泊2日のタイ旅行にでかけた際のモデルコース」を紹介します。
「有給を使わず週末だけの弾丸旅行がしたい。」
「だけど、1泊2日ではタイ旅行は厳しいかな。」
そんな風に思ってタイ旅行をあきらめてきた方・悩んできた方はぜひ参考にしてみてください。
1泊2日のタイ旅行を可能にするのは関西空港発着だけ!
冒頭でもお伝えしましたが、日本からタイ旅行に行ける空港は5箇所あります。
しかし、この中で1泊2日のタイ旅行が可能なのは関西空港だけになります。
その理由は、飛行機の発着時間にあります。
関西空港以外の空港は、往路と復路の発着時間がイマイチで、到着した日の深夜にはもう空港に向かわなければならないのです。
それがどういうことなのか、成田空港発着の場合を例に説明しますね。
成田空港からタイへ向かう場合
・往路(タイ・エアアジアXを利用)
成田空港発[9:15]―ドンムアン空港着[14:00]
・復路(タイ・エアアジアXを利用)
ドンムアン空港発[5:05]―成田空港着[13:10]
上記を見ていただくと分かるように、成田空港発着でも1泊2日のタイ旅行ができないわけではありません。
しかし、復路の出発時間が早朝の5:05と非常に早いことに注目してください。
エアアジアを利用する場合、出発時間の1時間前までに到着して、搭乗受付を済ませていなければなりません。
そして、1泊2日の場合は空港からあまり遠くまで観光に行く時間はないので、バンコクを中心に観光することになるかと思います。
そのバンコクからドンムアン空港までは、車で30分前後かかります。
そうすると、深夜3時くらいにはバンコクを出発していなければならず、ホテルで一晩を過ごすこともままなりません。
関西空港以外の空港全てがこのようなダイヤなので、これらの空港を発着とした1泊2日のタイ旅行は難しいでしょう。
関西空港からタイへ向かう場合
・往路(タイ・エアアジアXを利用)
関西空港発[9:50]―ドンムアン空港着[13:50]
・復路(タイ・エアアジアXを利用)
ドンムアン空港発[14:10]―関西空港着[21:55]
上記を見ていただくと分かるように、関西空港発着の場合は、タイに到着してからまるまる24時間は滞在することができます。
また、往路に関しては下記の時間もおすすめです。
往路(タイ・エアアジアXを利用)
関西空港発[23:55]―ドンムアン空港着[翌3:50]
この便に乗ることができれば、金曜日の夜、仕事が終わった後出発して明朝からバンコクに向かうことができます。
このようなスケジュールを立てることができるため、満足の行く1泊2日のタイ旅行ができるのは関西空港だけということになるのです。
【1日目】関西空港発着の1泊2日モデルコース
今回は、関西空港を9:50に出発するタイ・エアアジアXに搭乗した場合を想定したモデルコースを紹介します。
・関西空港を出発しタイに入国
・バンコクへ向かい、ホテルにチェックインする
・タラートロットファイ・ラチャダーで食事・買い物・夜景を楽しむ
・ナイトマーケットを楽しんだらホテルに帰り就寝
時間が少ないながらも、タイでおさえたい観光スポットを盛り込んだコースになっています。それでは早速見ていきましょう!
関西空港を出発!
飛行機の搭乗受付が終了するのは、搭乗時間の1時間前です。
関西空港を出発するのは9:50です。
そのため、8:50までには搭乗手続きを済ませられるよう、時間に余裕を持って来るようにしましょう。
ドンムアン空港に到着!
飛行機に6時間ほど乗ったら、13:50にドンムアン空港に到着します。
ドンムアン空港についたらまずは入国審査場(イミグレーション)へ向かいます。
パスポートを見せて問題がなければスタンプを押してもらえます。
いよいよタイに入国です!
イミグレーションを抜けるとすぐの場所に荷物受取場がありますので、自分の荷物を受け取ります。
その後、手荷物検査場でX線検査を受けたら、到着ロビーにたどり着きます。(※タイは適当なので手荷物検査をされないときがあります。)
到着ロビーにたどり着いた後やること
・円をバーツに両替する
バンコク市内の方が空港で両替するよりもレートが良いので、空港では少額のみの両替にすると良いでしょう。
しかし1泊2日の旅なので、時間がもったいないという方は、ここである程度両替してしまっても良いかもしれません。
・レンタルwifiを契約する
1泊2日旅行なので
「わざわざレンタルwifiを契約しなくても良いかな?」
「フリーwifiでもなんとかなるかな?」
と思われる方もいるかもしれませんね。
しかし、翻訳アプリを使いたい時、道を確認したい時…調べ物をしたいシーンはたくさんあります。
そんな時にレンタルwifiがあればササッと調べられます。
限られた時間をムダにしないために、レンタルwifiを契約することをおすすめします!
これらを済ませたら、タイに飛行機が到着してから1時間前後くらいかかっているかと思います。
そろそろタクシーでバンコク市内に向かいましょう!
ついにバンコクへ!
バンコクで最初に向かうのはホテルです。
時間帯的にチェックインできますので先に済ませてしまいましょう。
ホテルに荷物を置いて身軽になったら早速観光スタートです!
『タラートロットファイ・ラチャダー』で絶景を見よう
タラートロットファイ・ラチャダーは、1000以上もの露店や屋台がひしめくナイトマーケットです。
ここでは、タイならではの雑貨や衣類を買ったり、お肉や海鮮、瑞々しいフルーツなど様々なものを食べたりできます。
タイの雰囲気をばっちり味わったら、タラートロットファイ・ラチャダーに隣接している『エスプラネード』というショッピングセンターに向かってみてください。
この建物の4階駐車場からは、ナイトマーケットの夜景を見ることができます。
1000以上もの露店がグリーン、オレンジ、ブルーなど色とりどりの輝きを放つ絶景は、必見の美しさです!
【2日目】関西空港発着の1泊2日モデルコース
帰国日の2日目のおすすめの過ごし方は、タイの三大寺院巡りです。
タイの三大寺院巡りは移動時間を含めてだいたい4~5時間くらいかかります。
帰りの飛行機に間に合わせるため、三大寺院巡りはとても急ぎ足になります。
しかし、タイに来たら三大寺院巡りは外せない鉄板スポットなので、がんばって周ってみましょう!
・朝食を済ませて観光スタート
・タイの三大寺院めぐり
→『ワット・プラケオ』『ワット・ポー』『ワット・アルン』
・ワット・アルンのそばでササッとランチ
・ドンムアン空港へ向かい日本へ帰国
豪華絢爛!天上の世界がここに!『ワット・プラケオ』
三大寺院巡りは王室専門の寺院、ワット・プラケオからスタートします。
本堂に鎮座する仏像がエメラルドの輝きを放つことから、エメラルド寺院とも呼ばれています。
寺院内にはエメラルド仏の他にも、金色に光る仏塔や寺院を守るヤック・モックの像など様々な見どころがあります。
どれもこれも王室の力がなせる豪華絢爛な仕上がりで、天上に来たかのような美しい世界を目にすることができますよ。
黄金に輝く涅槃像は必見!『ワット・ポー』
次に向かうのは黄金の仏像が涅槃をしている寺院、ワット・ポーです。
この仏像は全長46m、高さ15mもの大きさを誇ります。
これだけ大きな仏像の全身がピカピカと黄金に輝く、そのインパクトの大きさに圧倒されてしまうこと間違いなしです。
美しい白亜の寺院!ワット・アルン
三大寺院巡り最後の寺院はワット・アルンです。
チャオプラヤー川のほとりに立つ、景観のすばらしい寺院です。
この寺院では仏塔に施されたモザイク模様に注目してください。
陶器の破片によって形作られる複雑なモザイクが、仏塔の白亜の壁によく映えてとても美しいですよ。
また、ワット・アルンのすぐ近くにはおいしいごはんが食べられる飲食店が何軒かあります。
この三大寺院を周り終える頃にはお昼に近くなっている頃合いかと思います。
時間と相談しながら、もし余裕がありそうであればササッとランチを済ませてしまうのがおすすめです。
お昼前にはバンコクを出発してドンムアン空港へ!
帰りの飛行機の出発時間は14:10です。
そのため、搭乗受付が終了する13:10よりも前にはドンムアン空港に到着しているようにしましょう。
なお、バンコク市内からドンムアン空港まではタクシーで約20~30分です。
よって、12:30までにはバンコクを出発してくださいね。
ドンムアン空港に着いたら、搭乗手続き、出国審査、手荷物検査を済ませて飛行機の出発を待ちましょう。
タイから日本へ帰国!お疲れさまでした!
無事に飛行機が出発したら、約6時間後に日本に到着します。
おつかれさまでした!
まとめ
ナイトマーケットを見て、三大寺院を巡り、タイのごはんを楽しむ…
1泊2日のタイ旅行でも、充分にタイを満喫できます。
有給が取れなくて週末しか旅行ができない方!
ぜひ次の週末旅行の際にはタイ・バンコクを検討してみてくださいね。