ついでにタイ旅行の費用を抑えるコツも教えて欲しい。
こういった疑問にお答えします。
結論からいうと、タイ旅行の費用、予算は人によります。
どういった観光やアクティビティをしたいのか、何を食べるのかなどによって大幅に変わってきます。そして何より、どの時期に行くかも重要。
この記事を書いている僕は、年に数回タイのバンコクへ行きますが、3泊4日で大体10万ほど(航空券代、宿泊費含む)で済ませています。今までの感覚から、人によっては、5〜6万円ほどで楽しむことも可能でしょう。
では、最低限なににどれくらいお金が必要なのか把握しておきたいですよね。
この記事では、前半で、タイ旅行にかかる主な費用について、後半で、タイ旅行で無駄な出費を減らす節約術を解説していきます。
タイ旅行にかかる費用総まとめ
現地、タイでかかる主な費用は大きく分けると6つほどになります。
- 航空券代
- 宿泊費
- 移動費
- 飲食代
- 観光・アクティビティ料金
- お買い物・お土産代
今回は、海外旅行保険や、タイマッサージなどの娯楽にかかる費用などは考えず、基本的に必要であろう上記の6つを深く掘り下げて解説していきます。
なお、今後もっと詳しく解説したものを記事としてまとめる予定です。
※この記事はタイ在住経験と年数回のタイ旅行経験から取ってまとめたものです。あくまで参考価格として挙げているので、実際の金額は変動する可能性がございます。
航空券代
日本からタイに直行便で行ける航空会社は以下の7つ。
【一般航空会社】
・ANA
・JAL
・タイ国際航空
【格安航空会社(LCC)】
・エアアジア
・スクート
・タイ・ライオンエア
・ピーチ(沖縄のみ)
航空券の料金は航空会社によって異なり、以下の通り。
日系のANA・JALを利用:6~7万円
タイ系のタイ国際航空を利用:5~6万円
LCCのエアアジアなどを利用:2~3万円
※おおよその価格です。
日本では以下の7つの空港からタイ(バンコク)まで直行便で行くことが可能。
- 成田空港
- 羽田空港
- 関西国際空港
- 中部国際空港(名古屋)
- 福岡空港
- 新千歳空港(北海道)
- 那覇空港(沖縄)
これらの空港を出発し、以下のどちらかの空港に到着します。
- スワンナプーム空港
- ドンムアン空港
※LCCの場合、ドンムアン空港に着きます。それ以外は基本的にスワンナプーム空港。
※※どちらもタイの首都バンコクに位置しています。
なお、日本からタイへの所要時間は約6時間ほど。
宿泊費
宿泊費用 | |
ゲストハウス | 1,000円〜/泊 |
1つ星ホテル | 2,000円〜/泊 |
3つ星ホテル | 5,000円〜/泊 |
5つ星ホテル | 11,000円〜/泊 |
Airbnb(民泊) | 3,000円〜/泊 |
タイでは、日本と違い1部屋の料金。1泊10,000円の5つ星ホテルに、2人で泊まるのであれば、1人5,000円/泊ということになります。
なお、現在Airbnbでコンドミニアム(キッチン付きの宿泊施設)に宿泊する旅行者も増えてきており、僕自身も利用しましたが、ホテルとはまた違った感覚で現地に住んでいるかのような気分になります。
僕が泊まったコンドミニアムを載せておきます。
おしゃれなキッチンやソファ、洗濯機までついており、かなり便利。ジムやプールがついているところもあるので、利用してみるのもいいかもしれませんね。
移動費・交通費
タイの首都、バンコクでは渋滞が多いので、BTS(スカイトレイン)、MRT(地下鉄)、ARL(エアポートリンク)を利用すると移動が便利になります。
観光地の最寄駅までは電車で移動し、歩いたり、タクシーに乗ったりすることで、ストレスなく楽しむことができますよ。タクシーや、現地の足トゥクトゥクも便利ですが、道路を確認し、渋滞しているときは利用を避けましょう。
以下にバンコクでよく使う交通機関とその料金をまとめています。
料金 | |
市バス | 10バーツ(35円)前後 |
電車(BTS・MRT) | 15バーツ(50円)~ |
バイクタクシー | 20バーツ(75円)~※要交渉 |
タクシー | 35バーツ(125円)~ |
トゥクトゥク | 40~300バーツ(140円〜1,050円)※要交渉 |
飲食代
タイでは、安さが魅力的な屋台、ショッピングモール内にあるお手軽フードコート、本格的なタイ料理レストランなど、幅広く楽しむことができます。
お店によって値段は変わりますが、価格の目安は以下の通りです。
料金 | |
屋台 | 一品40バーツ(140円)〜 |
フードコート | 一品40バーツ(140円)〜 |
レストラン | 一品100バーツ(350円)〜 |
高級レストラン | 一品300バーツ(1,050円)〜 |
日系レストラン | 一品200バーツ(750円)〜 |
ルーフトップバー | 一杯300バーツ(1,050円)〜 |
お水(コンビニ) | 一本6バーツ(20円)〜 |
観光アクティビティ
タイで特に人気の観光スポットとアクティビティは以下の3つです。今まで数十人の方々をガイドしてきましたが、これらのスポットは定番であり、ハズせません。
- 象乗り体験
- 水上マーケット
- お寺巡り
現地オプショナルツアーに参加すると、料金はそれぞれ5,000円~楽しむことができます。おすすめのツアー予約サイトはVELTRAです。日本で事前に予約して行きましょう!
また、ツアーについてのちょっとした豆知識をまとめましたので、参考にしてください。
【象乗り体験】
象乗り体験はバンコクだけではなく、アユタヤ、チェンマイ、サムイ島などの観光地で体験することができ、ツアー料金はそれぞれ異なります。VELTRAで一度確認してみましょう。
【タイ3大水上マーケット】
タイには3大水上マーケットがあり、それぞれ紹介すると、もっとも有名で観光客が多いダムヌンサドゥアック水上マーケット、ローカル色が強いタリンチャン水上マーケット、タイ人に一番人気のアムパワー水上マーケットとなります。
現地のツアーに参加するとなれば、ダムヌンサドゥアック水上マーケットが1番おすすめで、この水上マーケット付近で象乗り体験もできるので、セットで行ってみましょう。
【タイ3大寺院】
・ワットアルン
・ワットポー
・ワットプラケオ
タイの3大寺院はバンコク都心部から15分ほどの場所にあり、現地オプショナルツアーに参加しなくても、手軽にお寺巡りすることができます。
とはいえ、「初めてのタイ。不安だからツアーに参加したい。」といった方は現地オプショナルツアーに参加しましょう。
お土産
タイには、日本にはない独特のお土産が沢山あります。家族に、友達に、「何を買って帰ったらいいだろう」といったお悩みを解決するために、人気のお土産をとその値段をチェックしましょう。
以下はオススメのお土産とその値段です。
料金 | |
ドライフルーツ | 50バーツ(175円)~ |
プリッツ(ラープ味) | 15バーツ(55円)~ |
タイスパブランド「HARNN(ハーン)」の石鹸 | 190バーツ(665円) |
タイTシャツ | 100バーツ(350円)~ |
お香・キャンドル | 50バーツ(175円)~ |
インスタントラーメン | 10バーツ(35円)~ |
タイ旅行で無駄な出費を減らす節約術
格安航空会社(LCC)を利用しよう
旅行にかかる費用の中で最も大きいであろう「航空券代」
前述した通り、LCCを利用すれば往復2~3万円前後でタイ旅行に行くことができます。これを使わない手はないでしょう。
なお、航空券は旅行に行く2、3か月前くらいに取ることで、最安値に近い価格で手に入れることができます。
ホテルでは2人で宿泊しよう
海外のホテルは1部屋の料金です。1人で泊まる料金と2人で泊まる料金で部屋の値段は変わりません。
1人で泊まると・・・10,000円/泊
2人で泊まると・・・10,000円÷2人=5,000円/泊
このようになり、5つ星ホテルでも気軽に泊まることができます。複数で宿泊することによって、個人の負担を減らすことができることを覚えておきましょう!
移動はなるべく電車を利用しよう
タイには様々な移動手段がありますが、節約という面で考えても、圧倒的にオススメなのが電車です。渋滞が見込まれる時間帯のタクシー利用は、かえって無駄な出費にも繋がります。
その上、通常メーターを使うタクシーでも、渋滞がひどい時は値段を交渉してきたり、目的地点まで遠ければ乗車拒否されることが多々あります。
なので、なるべく目的地付近までは電車で行き、そこから歩くかタクシーに乗る方がいいでしょう。
高いツアーに参加せず、自力で観光しよう
現地のオプショナルツアー、特に日本人向けに提案されるツアーは、値段が高く設定されています。
例えば、タイのインスタ映えスポットツアー。オプショナルツアーで参加すると1人2000バーツ(7,500円)。このツアーでは、インスタ映えのワットパクナム寺院とピンクのガネーシャを見に行くことができます。
一方で、もしタクシーをチャーターしていく場合、おおよそ3000B(10,500円)ほどで行くことが可能。人数によりますが、2人以上で参加する場合で、予算に限りある方は、オプショナルツアーに参加せず、自力で行ってみるとかなり節約できます。
タクシーのチャーターは、ホテルのロビースタッフに手配してもらうのが確実で安全です。
おわりに
航空券代、宿泊代、タイ現地で使うであろう費用について大体わかりましたか?
旅行に行くと、ついつい金銭感覚が鈍り、「これくらいいいや!」と大きな出費をしてしまいがちです。
この記事を参考に、事前にどれくらいのお金を持っていくかを慎重に決めてくださいね。