タイ語で「頑張って/頑張る」の言い方4選|スースーとパヤヤームの使い分けも解説

タイ人との日常会話や仕事の場面でも「頑張って/頑張る」という言葉を使うシーンは多いですが、実はタイ語の「頑張って/頑張る」には、少なくとも4つの言い方があります。

  1. 頑張って:スースー สู้ๆ
  2. 頑張る(努力する):パーヤヤーム พยายาม
  3. ベストを尽くす:ジェットテム จัดเต็ม
  4. 一生懸命頑張る:タンジャイ ตั้งใจ

本記事では、タイ語で「頑張って/頑張る」の4つの言い方について紐解いていきます。

特に「スースー สู้ๆ」は日常会話でも頻出なので、タイ人の語学勉強を応援したいときや、落ち込んでいるタイ人を慰めたいときにぜひ使ってみてください。

タイ語で「頑張る=パヤヤーム」を使う

努力する、頑張る、努める
発音
タイ語 พยายาม
発音記号 phayayaam
タイ語カナ パヤヤーム
※日本語の「頑張る」は自他関わらず気軽によく使いますが、「パヤヤーム」は日本語の「頑張る」とニュアンスが少し異なります。「努力する」に近いイメージです。人に向かって言うのはよほどの時で、それは相手が「頑張っていない」「努力していない(或いは努力が足りていない)」のが明らかにわかる場合です。なので、日本語で挨拶代わりに「頑張ってね」「頑張れ」というように言わない方がいいでしょう。タイ人もこの言葉をあまり使いません。

パヤヤームドゥアイガン→一緒に努力しましょう(頑張りましょう)

「ドゥアイガン」→一緒に

タイ語で「頑張って=スースー」を使う

頑張って、頑張れ
発音
タイ語 สู้ๆ
発音記号 sûu sûu
タイ語カナ スー スー
※「スー」 は「戦う」「闘う」「抵抗する」「勝負する」の意味ですが、日本語の「頑張る」と重なり、どちらかと言うと「負けないで」というような意味を持ちます。「スースー」と2回続けて言うことが多く、タイ人もよく使う言葉です。

気軽に使える言葉とはいえ、タイ人は必死になって頑張るということに重きを置いていない文化があることを念頭に置いておきましょう。

「スースー”ナ”」→”ナ”を付けることで、「頑張ってね」のような柔らかい表現になります。

タイ語で「一生懸命頑張る=タンジャイ」を使う

一生懸命〜してね
発音
タイ語 ตั้งใจ
発音記号 tâŋ cay
タイ語カナ タン ジャイ
ตั้งใจ(tâŋcay) + 動詞 : 一生懸命〜する

ตั้งใจเรียนนะ(タンジャイ リアン)→頑張って勉強しなさいよ

リアン→勉強
ナ→「〜ね」などの柔らかい表現

子どもに言うことが多いですね。