タイ旅行に必要な現金はいくら?【旅行時に気になるお金事情】

タイに行く人
もうすぐタイ旅行に行きます!物価は安いと思いますが、どれくらいお金を持っていけばいいかわかりません。1日どれくらいの現金が必要か、両替はどうすればいいのか教えて欲しいです!

 

こういった疑問にお答えします。

 

本記事の内容

  • タイ旅行に必要な現金の目安がわかる
  • バンコクのおすすめの両替所がわかる
  • クレジットカードの必要性がわかる

 

本記事を書いている僕は、元タイ在住歴4年ほど。今でも年に3、4回はタイ旅行に行っています。タイに行く際は、現金だけでは足りなくなってしまう可能性もあるので、予備でカードも持っていくようにしています。

 

もし、タイ旅行にどれくらい現金を持っていけばいいのかわからない方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

 

読み終わる頃には、タイで1日にどれくらいの現金が必要かがわかるはずです。

 

タイ旅行に必要な現金はいくら?

タイ旅行 現金
photo by nist6dh

タイに行ったことがなければ、現地でどれくらいの現金が必要なのか気になる方は多いはずです。しかし、1日にいくら必要かは「人による」としか言えないのが正直なところ。

 

なぜなら、タイで何をするかによって持っていく現金が変わるからです。

 

タイ旅行の目的が、グルメであれば良いレストランでお金を使い、スパやマッサージであれば良いサロンでお金を使う。このように、タイ旅行に必要な現金は、旅行者の目的によって大きく変わるのです。

 

でも、観光スポットにかかる費用や物価等から1日に使う現金の目安くらいは割り出せるはず。

 

なので、実際にタイで現金を使う場面を5つほど挙げてみました。

 

ちなみに、ガイドブックに載っているような観光モデルコースを参考にするならば、1日1万円あれば十分です。

 

食事代は1回100円〜1,500円

屋台:100円〜200円
レストラン:300円〜1,000円
水:35円

 

タイと言えば路面に犇めく屋台ですよね。

 

現在は国の規制で少なくなってきていますが、まだまだバンコクには美味しい屋台が沢山あり、1回100円〜200円くらいでお腹いっぱい食べることができます。

 

パッタイ(タイ風焼きそば)、カオマンガイ(チキンライス)、カオカームー(豚足煮込みご飯)、バミー(タイ風ラーメン)、クイッティアオ(タイ風ラーメン)、ソムタム(青パパイヤのサラダ)、ガパオライス、カオパット(炒飯)、ムーピン(豚肉の串焼き)、カオニャオ(もち米)etc…

 

レストランは基本的に、冷房が効いている室内で食事ができるので暑いタイでは快適です。

 

また、バンコクにはおしゃれなレストランが数多く点在しており、1回の食事は300〜1,000円ほどになります。

 

グリーンカレー、プーパッポンカレー(蟹カレー炒め)、トムヤムクン、カオソーイ(挙げカレーラーメン)、パックブンファイデーン(空芯菜の炒め物)、ガイヤーン(焼き鳥)、コームーヤーン(豚の喉肉の炙り焼き)etc…

 

タイでは、「お冷」というサービスがありません。屋台でもレストランでも「水=買って飲む」が当たり前なので、注意しましょう。※タイの水道水は飲めません。

 

交通費は1回50円〜1,000円

電車(BTS・MRT):50円〜200円
タクシー:初乗り120円〜
バイクタクシー:75円〜(要交渉)
トゥクトゥク:300円〜(要交渉)

 

タイでは、タクシー料金が非常に安いです。そのため、目的地が駅から離れている場合は、タクシーで移動するのも1つの手段です。

 

ただ、タイは渋滞が盛んな国でもあります。渋滞に巻き込まれたくない方は、電車を使うことで便利に移動することができます。バンコク都心部では高架鉄道と地下鉄が通っているので安心です。

 

観光スポットは150円〜3,000円

ワットポー:350円(100B)
ワットアルン:175円(50B)
ワットプラケオ:1,750円(500B)
マハナコーン展望台:2,800円(800B)
シリラート博物館:750円(200B)
オカマショー:4,200円(1,200B)
ムエタイショー:3,500円〜(1,000B〜)
象乗り:1,400円/15分(400B)
水上マーケット:200円〜(60B〜)

 

上記はバンコクにある主な観光スポットです。タイでは、観光料金が外国人とタイ人で別々に設定されており、外国人の方が高く設定されています。

 

とはいえ、全て足しても15,000円ほど。観光料金にしては安い方だと思います。

 

マッサージ代は1時間1000円ほど

  • タイ古式マッサージ
  • フットマッサージ
  • オイルマッサージ(1,500円ほど)

 

タイには数多くのマッサージ屋さんがあるため、上記のようなマッサージを受けることで観光疲れを癒してくれます。

 

日本で1時間3,000円〜受けれるマッサージがタイだと1,000円ほどなので、かなりお得。

 

チップは1時間につき175円〜300円(50B〜100B)が相場なので施術後、マッサージ師に渡すのがマナーです。

 

お土産代は3000円あれば十分

ドライフルーツ 175円〜
プリッツ(ラープ味) 60円
インスタントラーメン 35円
タイTシャツ 350円〜
お香・キャンドル 150円〜
石鹸 100円〜
ヤードム:75円

 

上記は、日本人に人気のお土産一覧です。

 

何を買うかにもよりますが、特別高いものを買わなければ3,000円を超すことはありません。

 

なお、おすすめのお土産と買える場所については、これを買えば外さない!おすすめのタイ土産&お土産スポットまとめで詳しく説明しています。

 

バーツは日本国内ではなく現地で両替するのがお得

タイ 両替所

日本円をバーツに両替する際は、日本国内ではなく現地の方がお得に両替をすることができます。

 

タイ到着後、タクシー利用などですぐにバーツが必要であれば、空港内で両替することができます。1万円ほど先に換金し、残りはバンコク市内で両替するのも1つの手です。

 

バンコクには両替所が沢山ありますが、レートが良い両替所を幾つかご紹介しておきます。

 

 

タイ旅行には現金だけでなくクレジットカードも持って行こう

タイ旅行 現金 カード

「タイ旅行にクレジットカードも持って行ったほうが良いの?」

 

初めてのタイ旅行ならこのような疑問があると思いますが、結論から言うと、現金とカード両方持ち合わせておく方が良いです。

 

「カードなんて別に使わないし、いらないよね」と思う方もいると思いますが、決して使わなくても良いのです。

 

実は持っておくだけで、以下のような3つのメリットがあります。参考にしてみてください。

 

現金の残りを気にしなくて済む

現金が足りなくならないかを心配していては、せっかくのタイ旅行を思い切って楽しむことができません。

 

そもそも、旅行で1日に使う金額をすべて計算できるわけがありません。

 

そんなときクレジットカードがあれば、現金の残りを気にしなくて済みます。

 

宿泊施設や大型ショッピングモールではクレジットカードを使えることが多いため、大きなお金がかかる際はクレジットカードを使用するのも1つの手です。

 

現地通貨をATMで引き出すことができる

タイで旅行者を狙ったスリが多いのはよく聞く話ですが、スリによって現金が全て無くなってしまっては何もできない状態になってしまいます。

 

そんなとき、タイの現地ATMにカードを挿して、キャッシング機能を使えば現地通貨を引き出すことが可能です。

 

ATMは各銀行の前やスーパーマーケット・デパート、コンビニエンスストアの入り口の横に置かれています。

 

トラブル時に保険を適用することができる

「海外での食事に慣れず、現地の緊急病院で1日入院」
「観光中に、カメラを盗まれてしまった」

 

クレジットカードを持っていれば、上記のようなトラブルに対応することができます。

 

特にタイでの医療費は高いため、医療費の補償をしてくれるのは嬉しいポイントの1つ。

 

まず医療費をカードで支払い、後日カード会社へ問い合わせることになりますが、カード会社によって適用条件が異なるので注意が必要。タイへの渡航費用をカードで決済したかどうかなど細かい条件があるので問い合わせて聞いてみましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?

 

タイに現金をどれくらい持っていくか悩む方は少なくないと思いますが、ガイドブックに載っているような観光モデルコースを参考にするならば、1日1万円あれば十分です。

 

また、旅中にトラブルに巻き込まれる可能性もありますので、海外保険付きのクレジットカードは忘れずに持ち合わせておきましょう。